アウトスタンディング野郎が行く2

モバイルソリューションで未来を切り開く、ゲートワンソリューションズ株式会社の代表のアウトスタンディングな日々を書き連ねていきます。

スマートフォン ブレイクなるか

iPhone 3Gの発売が2008年7月に決まり、日本でもスマートフォンの存在が注目されてきています。

iPhone 3G

iPhone 3G

日本以外、特に欧米ではスマートフォンはビジネスユースではよく使われており、できるビジネスマンは大概スマートフォンを持っているとのこと。
しかし、日本ではほとんど普及してきませんでした。

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ドコモが法人向けに発売しているBlackBerry
欧米では広く使われているスマートフォン

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WILLCOMが発売するWILLCOM 03
同社W-ZEROシリーズは日本のスマートフォンの草分けであった。


日本でスマートフォンが普及しない要因として、
・携帯キャリアがスマートフォン発売に対して積極的でなかった
・日本の消費者は、高性能な携帯電話が安価に手に入る状況だったことため、性能で大差ない、もしくは劣るスマートフォンに魅力を感じなかった
・日本では、携帯電話のテンキー入力に慣れてしまっていたので、わざわざ小さなキーボードを使って文字入力することに抵抗があった
・日本でのスマートフォン自体に対する認知度が低かった

いろいろと書き連ねていけば、枚挙に暇がありませんが、一言で言えばスマートフォンは「日本人の好みに合わない」機器であったということです。

では、「日本人の好み」とはなんでしょうか?

携帯電話に求められることは、
・面倒な手続きなしにインターネット、メールができる
・電話料金、コンテンツ課金がまとめて利用者に請求される
・薄くて軽くて電池が持つ
・音楽、動画、ワンセグ、おサイフイなど多機能
など、携帯電話一つで何でもできるものでなければならないというものです。

これは日本人が求めたというより、日本の携帯キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンクなど)が推し進めたビジネスモデルの成功により築き上げられた嗜好、価値観と言えるのではないでしょうか。。

かゆいところに手が届く、まさにそれが日本の携帯電話、携帯電話サービス、コンテンツビジネスなのです。


そんな日本で発売されるiPhone 3G、仕掛けるのはソフトバンクモバイルです。
ワンセグ、おサイフケータイ、Y!ケータイなど使えません。ブラウザ経由でのインターネット、メール、音楽、独自アプリケーション・・・、これまでの携帯電話に慣れ親しんできた一般ユーザが戸惑うことでしょう。
そして日本独自とも言える携帯キャリアのコンテンツ課金ビジネスモデルもiPhone 3GではY!ケータイが利用できないため成り立ちません。


そのデメリットを負ってまで発売する意図はどこにあるのか。

いま最も勢いのある携帯キャリアとして純増数でもトップを独走するソフトバンクも、大胆な料金プラン、サービスの訴求だけではユーザ囲い込みに限界を感じ始めているのだと思います。
他キャリアにない、キラーコンテンツ、デバイスがあれば自ユーザの囲い込み、他キャリアからの乗り換えが期待できます。
そこに賭けたのではないでしょうか?


iPhone 3Gだけでは儲からないが、他で十分儲かる・・・
まずは7月の発売後の状況を見て見たいと思います。



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